ボーダー柄生地を使ったポロシャツと切込み前立仕様

ボーダー・チェック・水玉・その他諸々様々な柄の生地があり、ポロシャツを含めたカットソーアイテムが販売されていると思います。そういった柄の生地に合った仕様のポロシャツかということも、ある種デザインを見極めることにも繋がります。
以前の生地で切り前立のポロシャツを紹介しました。シンプルでよく販売されている仕様だということをお話していたかと思います。
http://www.marumatsu1904.co.jp/wp_/archives/933


ボーダー柄のポロシャツを作るに当たっては、この最もシンプルな仕様が一番適しています。消費者の方にはイメージがないと思いますが、同じように組まれたボーダーも位置によっては太さが違うことが多々あります。

これは同じポロシャツの中で、違う段を横に並べたものです。1ピッチで1mm~1.5mm違ってきています。「なんだそれくらいかー」と侮っては、痛い目にあってしまいます。
ポロシャツの全体写真を見ればお分かりのようにホワイト×ブラックの1ピッチがおおよそ8ピッチあります。すると端から端を合せた時には裾で1cm近くも柄がずれることになってしまいます。安い海外製品の中には、そんなこと関係なくズレている製品も見かけます。



もし仮に上乗せ前立の仕様にすると、なるべく巾が合う部分で裁断して、結構神経を尖らせて柄を合わせて縫製しなければなりません。そしてこの部分が1mmズレたら意外と目立ってしまう割に、きれいに縫えば縫う程に上乗せ前立としての存在感が出なくなってしまうという結果になります。効率性・そして柄を活かすという意味で、生地に合った仕様の服を作ることも考えて服作りをしたいものです。